Ｒ５の取組（県総合農試茶業支場成果発表会）

　令和６年１月３０日に、恒例の県総合農試茶業支場の研究成果発表会が、生産者、関係機関６０数名を集めて開催されました。
　佐藤支場長のあいさつの後、「チャトゲコナジラミの生態と防除関連情報」、「クワシロカイガラムシ及びチャトゲコナジラミにおける有効積算温度を用いた防除期間の設定」、「マダラカサハラハムシの生態と防除関連情報」、「回分型ドラム式遠赤外線焙煎機の開発」と題して、それぞれの担当者が研究成果の発表を行いました。発表では天敵等の情報もあり有機栽培の実践者からは、今後の開発の可能性等について質問が行われました。
　休憩時間には宮崎県育成品種の「はると３４」の煎茶やＧＡＢＡ含有烏龍茶の試飲会が、発表会後には回分型ドラム式遠赤外線焙煎機の実演も行われました。試飲した生産者の方からは、「はると３４」の煎茶は露地栽培にもかかわらず、旨みが強いと意見がありました。

記事担当：宮崎県茶業協会