Ｒ５の取組（きらり31で農林水産大臣賞）

　令和５年９月に開催された、令和５年度宮崎県茶共進会では、県内の各産地から普通煎茶５７点、深蒸し煎茶１５点、釜炒り茶３４点、蒸し製玉緑茶５点の合計１１１点が出品され、品質審査と市場審査の総合評価により普通蒸し煎茶の部で３名、釜炒り茶の部で２名、深蒸し煎茶の部で１名、産地賞の部で２市町がそれぞれ宮崎県知事賞を受賞しました。
　令和６年２月６日に行われた、令和５年度宮崎県農産園芸特産物総合表彰式では、米や野菜、茶、花き、果樹、葉たばこの各共進会等の最上位の受賞者について、河野宮崎県知事から直接、賞状と記念品の授与が行われました。
　茶共進会普通蒸し煎茶の部で最上位となり、知事賞優等と併せて特別賞の農林水産大臣賞を受賞した園田悠輔さんは、今回が２回目の受賞でしたが、宮崎県で育成された優良品種「きらり３１」の出品では、初めての受賞となりました。
　茶共進会では、県育成優良品種の出品茶の入賞が年々増加しており、評価の高まりから県育成優良品種への新改植が、今後ますます進むと考えられます。

記事担当：宮崎県茶業協会