県北部の延岡茶生産組合(延岡市、旧北方町、旧北浦町)の一番茶の荒茶品評会が、6月12日(水)に開催されました。
品評会では地域の茶農家から普通煎茶14点、釜炒り茶12点、蒸し製玉緑茶2点の計28点が出品され、県総合農試茶業支場と茶業協会の職員による品質審査が行われました。
各茶種の下位のものには、生葉管理に起因する欠陥が見られるものがありましたが、釜炒り茶については良質のものが多く、上位のものは全国茶品評会に出しても遜色のないレベルでした。
煎茶の部の最優秀は晩生良質多収の「みやまかおり」、釜炒り茶の部の最優秀は甘い香りで旨みの強い「なごみゆたか」で、ともに宮崎県で育成した品種でした。
記事担当:宮崎県茶業協会