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県西部の普通煎茶2産地で荒茶求評会を開催

2025年01月07日

北諸県(都城)地域求評会 西諸県(小林、高原、えびの)地域求評会

 県西部2産地の荒茶求評会が、9月24日(火)(北諸県地域)と9月27日(金)(西諸県地域)で、生産者と茶業関係機関、県専門技術員や農試茶業支場、JA経済連等が参加して開催されました。
 北諸県地域(都城)では‘きらり31’部門(5点)とその他品種部門(9点)に分かれて求評会が行われました。県内でも早くに‘きらり31’を導入した農家が多く、特徴ある品種茶の生産振興で地域を盛り上げたいと頑張っています。
 また、西諸県地域(小林、高原、えびの)では、荒茶の品質審査会とともに荒茶の成分分析、茶園の土壌診断研修も同時に行われ、良質な荒茶生産のためには適正な茶園の土壌・施肥管理、摘採や製茶加工技術の実施が大切なことが、生産者にも良く理解できたと思います。
 両地域とも良質な普通煎茶を生産する県内では遅場の地域であり、しっかりと伸びた形状で色沢、水色ともに緑色が冴え、高い香味の荒茶が生産されていました。

記事担当:宮崎県茶業協会